メドラーズゲームを通して考えるチーム構造の拡大(ファンクショナルとクロスファンクショナル)

メドラーズゲームを通して考えるチーム構造の拡大(ファンクショナルとクロスファンクショナル)

・組織を成長させるにはどうしたらよいでしょうか?・会社をどのように組織化したいですか?・チームはどのように相互作用するのでしょうか? これらは会社の原動力とパフォーマンスにとって非常に重要な質問です。したがって、マネジャーやリーダーは、自分のビジネスに最適な組織構造を考えることが大切なのです。 会社の構造をどのように作ることができるかについては、実際多くの可能性があります。階層的なアプローチやネットワーク的のアプローチ、効率性や効果性に焦点を当てることができ、中央集権化や分散化も可能です。正しいか間違っているかはありません。あなたのニーズやコンテキストによってそれらのバランスをとる必要があります。 コンウェイの法則“システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう” (メルヴィン・コンウェイ Melvin Conway) Management 3.0には、メドラーズゲーム(Meddlers game) と呼ばれるゲームがあります。 これは、有名なボードゲーム「カタンの開拓者たち」(The Settlers of Catan)と同じスタイルでヨーガン・アペロ(Jurgen Appleo)氏によって作られました。 メドラーズゲームは、安全な環境で組織構造をシミュレーションするのに役立ちます。それを使って遊んだり、様々なフレームワークを実験したり、議論したりすることができます。 私が日本企業でアジャイルトランスフォーメーションコーチとして働いていた頃、チームの士気はかなり低く、残業が極端に多い人が数人いたことが問題の一つでした。組織が機能的なチームで構成されていて、各チームがプロジェクトの一部分しか担当していないことが原因の1つではないかと思っていました。これはウォーターフォール型のプロジェクトによく見られることです。 同僚と話をしたとき、彼らはプロジェクト全体を実際に監督することができないと言いました。私は、クロスファンクショナル(部門横断的)なチームに組織化した方が、はるかに効果的だと思いました。そうすれば、チームにオーナーシップと誇りを与えることができるからです。さらに、チームメンバーはお互いにサポートし合うことができ、残業も減るかもしれません。 このアイデアを促進し、どのように実現できるかを上司に伝えるため、私は「メドラーズゲームを一緒にやりましょう」と提案しました。彼は最初クロスファンクショナルチームのアプローチに納得していませんでしたが、幸運にも私と一緒にゲームをすることに同意してくれました。 私たちは並んで座り、ゲームを使って現在の組織構造を作りました。現状を把握することができたので本当に良かったです。私たちが今どこに立っているのか、良い議論ができました。 私たちはそれを写真に撮り、次に同じ量のピースを使ってクロスファンクショナルチームを作りました。ゲームの中で私たちは多くの可能性のあるパターンを試し、とても深い議論をしました。最後には、クロスファンクショナルアプローチがどのように見え、どのように機能するのか、ゲームを通して良い結果を得ることができました。そして、長所と短所についても話し、意見交換をしました。 残念ながら最終的には会社の体制を変えることはなく、機能的なアプローチは継続していましたが 🙁 少なくとも私は何か変えたいと行動を起こしたことはよかったと思いました 🙂 ゲームをすることで、自分の考えをよりよく説明することができましたし、お互いの意見を聞いて成長することができました。結局、マネジメントとはコミュニケーションなのではないでしょうか。 このゲームは新しい仕組みを試してみたいときや、安全な環境で深い議論をしたいときにおすすめです。 あなたがクロスファンクショナルチームを考えているとしたら、まず実際の人間の代わりにテーブルの上で紙のタイル(ゲームのパーツ)を動かしてみると良いでしょう。ぜひあなたもメドラーズゲームを試してみてください!