株式会社QUALITIA (クオリティア) の吉川誠一です。
前回、社内における「Moving Motivators 実験結果報告」 を書かせていただきました。
その実験結果報告をWS内でした際に、家族ともやってみたエピソードも一緒に報告しました。その結果も皆さん興味深いと言ってくださったので、
今回は「Moving Motivators 実験結果報告 -家族編-」と銘打ってもう1エピソード執筆させていただきます。
Management3.0 WS 1日目の帰宅後、購入してきたMoving Motivatorsを広げて
「今日、こんなのやってさ〜」などと説明をしていたら、最近、ババ抜き、神経衰弱など簡単なカードゲームができるようになった息子(5歳) がカードに興味を持ったので、1枚1枚説明して
「自分の大事にしている順に並べてごらん」と言ってみました。
そこで息子が並べたカードはまず1位に「受容」
どうして選んだの?と聞いたら
「パパとママに褒められたいから」
2位は「関係性」
同じく、どうして選んだの?と聞いたら
「けーちゃん(最近、喧嘩が多い友達)ともっと仲良くしたいから」
と、こちらもビックリするくらいしっかりとした返事が返ってきました。
絵柄が直感的なので5歳児でも充分に理解できます。
5歳児のモチベーション1位
順位が低めだったのは「地位」理由は、王様にはなりたくない
そして最下位に「秩序」、、、
お片づけしたくないそうです。
理由こそ違いますが、父と大体一緒です。
お片づけはしなさい
そんなこんなでキャッキャッしていたら妻も興味を持ったので家族3人で一緒にやりました。
家族でやるのも普段できない会話が、できて良いです。
その際に妻がこう言いました。
「これ、うちの利用者さんとやりたい。自閉症の利用者さんとやったらいいかも。」
妻は、精神障害者の就労支援施設に勤務しているのですが、彼らは自分の言葉にして話すのが難しい人が多く、モチベーションなどを聞き出すのに、いつも苦労しているので、Moving Motivatorsをコミニュケーションツールとして有効活用できるのはないか?という話になりました。
IT業界と全く性質が違う業界でも使えるのか!?と、これは面白いぞ!と、私も好奇心が湧いてきて、WS2日目に、Moving Motivatorsを、もう1セット購入し、プレゼントしました。
妻は、早速、次の日に、まずは自分のコミュニティ(パートのおばちゃん達)と実験したそうです。
相手に合わせて「モチベーションとは?」「どういったシチュエーションで使われるカードなのか?」という説明から地道に始めたそうです。
おばちゃん達は、見栄はって正直にカード出さなかったり、恥ずかしがってやってくれなかったりと、大変だったみたいです(笑)
私達と全く違う環境で実験話も面白いので、また動きがあったらどこかで報告させて頂きたいと思います。
家族3人でやっただけで、様々な気づきや学びがあり、これだけエピソードが出てきます。
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Management3.0は、どんな業界/業種でも転用可能なんだなと改めて実感しています。