Management 3.0 実践~家庭編~

Management 3.0は家庭でも活かせるのではないか?

今回はクオリティアの吉川さんのブログ~家族編~に続き、私、スタッフ杉山が実践しているわが家のManagement 3.0をご紹介いたします☆

NuWorksではステファンの秘書と通訳(いろいろな意味で)、広報、連絡、運営サポートといった事務局全般、日本語を使用するもの全般を担っています。

小学校高学年の男の子と低学年の女の子がいます。

1年半前にManagement 3.0のワークショップに参加し、参加者の会話の中で
「これは家庭でも使えるんじゃないか?」と話題にあがったことから、その汎用性に興味を持ちました。

「Management 3.0は、フレームワークではなく、マインドセット」

つまり、いろいろな場面で、それぞれの環境に合わせてカスタマイズして使えます。

私の好きな言葉。

できそうなものを3つ 実験してみました☆

◆ムービング・モチベーターズ
◆コンピテンシー マトリクス
◆KUDOカード


[ムービング・モチベーターズ]

このときは1年前くらいでしたが、2人とも一番は「自由」のカードを手にしていました!
私と同じ。みんな自由を求めています・・・(笑)

その次は忘れてしまいましたが、最後は「権力」のカードでした。
なるほど。

日本語のカードの写真がなかったので、英語。

「権力」のカードを上位に選ぶことはワークショップではあまり見ない光景ですね。
(おそらく質問が殺到するでしょう。。。)

話を聞いてみると「自分でいろいろ決めたい」と言ってたような…?!
学校なのか子ども社会を指すのかぼやっとしてましたが、子どももいろいろと考えてるんですね~。ということが分かり、なかなかおもしろい結果でした^^


[コンピテンシー マトリクス]

「神」は私です。

息子作。家庭版コンピテンシー マトリクス。

ツッコミどころ満載ですが、よくできています(笑)

見ての通り、私(神)の次に続く人がいないところが気になります(笑)
そして、私の収入はゼロ・・・?!
本当は860円と書いてくれてるので、まぁ良しとします。
掃除のところは、早めに後任を育てねばなりません。

わが家もみんなTスキルになることを祈ります”(-“”-)”

一番ツッコミたいのは、このマトリクスに「夫」が存在しないことです。
ほぼ1馬力で家庭の仕事が回ってることが示された興味深い結果です。

子どもは正直なので、こういった実験はとてもおもしろい。


[KUDOカード]

相手に気持ちを伝えるカードです

紙の場合は、塾の先生宛に手紙を書くときに使っています。
なにこれ?」というのが狙いですが・・・いまだ聞かれることはなく、
これからもKUDOカードを渡し続けようと思います。

カードの下部に「Management 3.0」と入れたらいいんじゃないかなぁなんて最近思っています。

実は、Management 3.0のワークショップには、教育関係の方も多く参加されるため、「塾の先生に渡す」というのもある意味実験です。


あまり触れられませんが、子ども曰く、
先生は「お!また来た~^^」って感じでどうやら興味を示されている様子、だそう。
もう一歩です!

さて、家ではというと、ペーパーレスをしたい私としてはちょうどいいものがあったので、こんな感じで実践してみました。

KUDO冷蔵庫(笑)

小さいので場所を取りません。

みんなの前で褒める
文字で褒める


もらったいままでのカードを溜められないことや、消えてしまうのはデメリットですが、これはこれで経済的です。
子どもにとってはホワイトボードマーカーを使うのも楽しそう^^

材料はこちら

ラミネートのA4と一緒についてきたこの名刺サイズ。
ずっと出番がありませんでしたが、これだー!とせっせと作成。

裏にはマグネットシートを両面テープで貼り付けています。

密かに書いてくれていたのを知ったときの喜びはとても大きく、
子ども向けに作ったつもりが実は自分が一番喜んでいます…(笑)

家事の達人になったところで毎日のこととなると、褒めてもらえないですから…( ノД`)…


みそしるおいしかったよ^^

文字で見ると感動が大きくうれしいフィードバックです(^^)
言われるよりもさらにさらに心に残ります。

KUDOウォールではなく、KUDO冷蔵庫になりましたが、ここがわが家では一番目に付く場所。
何度も開けるし、みんな書きに来やすい。

自然と書いてくれていたのがとてもうれしかったです^^
始めてみてよかったな~と思いました。なので、あとは継続です。

子どもを伸ばすカード?


子どもたちはすでに学校という評価される社会・世界で生きています。

順位をつけない、競わせないとは言いながらも、選抜や役を得るための競争は存在します。

息子はよく先生に褒められたことを逐一報告しますが、
私はそれを聞いていてとてもうれしいです。

なので、そろそろ2学期も終わることもあり、先日連絡帳にお礼を書きました。
(さすがに連絡帳にKUDOカードは貼れなかった・・)

担任からもこちらこそ私のことを褒めていただきありがとうございます。うれしいです。との返事が返ってきました。

褒めてもらったことに対して、お互い褒める(笑)
いい循環です。
相手をよく知らなくてもこういった言葉1つで関係がよくなったりすることもあるので、 小さなコミュニケーションは大切です。

感情を声にするには、ときに勇気がいることですが、
うれしい、ありがとうの場面であればそれはぜひ伝えてほしい。

そんなことを考えながら・・・

KUDOカードを通して、これからも
お友達や周りの人の良いところに積極的に目を向け、それを伝えられる子に育ってほしいな~と願っています…☆

私もたくさんカードがもらえるようにがんばります(笑)


他にもニコニコカレンダーも娘が書いていました。
Management 3.0のプラクティスは、楽しくできるのがいいなぁと思っています。

実際のビジネスの場では少し違いますが、このように家庭に持ってくるとまた違った目線で見ることができ、職場とは違った気づきを得られるのかもしれません。

相手が子ども、という点がさらに気づきを高めるのかもしれません。

これですね。

他にも家庭編を書いてくださる方、仕事での実践など小さなことでも良いのでブログお待ちしております^^


最後にお知らせです。(ここはしっかり!)

◆2日間 Management 3.0ワークショップ(アジャイル・リーダーシップとチェンジ・マネジメント、イノベーティブ・マネジメントを学ぶ)
2020年 1月28日(火)2月4日(火)10:00 – 18:00
https://management30.doorkeeper.jp/events/100683
https://nuworks.jp/class/m30-jan/

◆リーン・チェンジマネジメント 2日間ワークショップ(組織、チームを変革へと導く!変化・変革マネジメント)
2020年 2月13日(木)2月20日(木)10:00 – 18:00
https://management30.doorkeeper.jp/events/100690
https://nuworks.jp/class/2-day-lca-jp-feb/

ぜひ、Management 3.0の世界へお越しください^^
お申し込みお待ちしております。