シンセサイザーの音楽制作とManagement 3.0 セレブレーショングリッド

私の最近の趣味は、家のロフトの2階にあるシンセサイザーで音楽を作ることです。

私は何か新しいことをする時、たいてい、まずは試してみます。
と言うと、かっこよく聞こえるかもしれませんが、実際にはうまくいくこともあれば、そうでもないこともあります。
しかし、どちらにしても「すごくうまくいっているから、さらに改善しよう」または、「う~ん、あまり役に立たないから、別のことを試そう」という新しい気づきを得ます。

それがまさに私たちの生活、仕事、チーム、組織で学習とカイゼン(改善)が起こっている方法です。

このような改善アイデアを簡単に視覚化できるよう、Management 3.0考案者であるJurgenAppeloはセレブレーショングリッドを作りました。
これは、彼が「史上最高の図」と呼ぶほど素晴らしいものであり、私も同感でとても気に入っています。セレブレーショングリッドは非常に多くの豊かさを兼ね備えています。
セレブレーショングリッドは基本的に、2つの強力な側面を持っていると思っています。

1.)実験を行い、そこから学習することの重要性
これは、今日成功しているすべてのチームとビジネスの基盤です。

2.)ふりかえり
アジャイルチームにとって2週間のふりかえりイベントで、または、マネジャーにとっては過去3か月の企業の活動の確認と最近の行動のふりかえりのために、とても優れたツールです。

セレブレーショングリッドとは?

セレブレーショングリッドは、行動と成果を比較します。グッドプラクティス(右側)を実行すると、成功する可能性が高くなります。反対側には間違いや悪い習慣があり、通常は失敗します。

しかし、良い習慣が失敗したり、悪い習慣が成功したりすることもありますが、それは稀です。その稀なケースの場合、あなたはそこから何かを学びます。

さて、興味深い部分は実験の真ん中にあります。
実験は失敗するか成功するかのどちらかです。試してみるまでわかりません。
冒頭で説明したように、この分野ではクリエイティブな音楽プロセスが何度も発生します。あなたは何かを試みて、それは成功するか失敗するかですが、どちらの場合もあなたは学びます。それが実験を行うことの美しさです。

実験が成功すると、最終的には良い習慣になります。一方、実験が失敗した場合でも、心配する必要はありません。少なくとも何かを学んだことになります。シンセサイザー音楽の実験で私が経験した重要なことは、「いい音楽が作れなかった場合でも、自分を責めてはいけない」です。失敗は常に起こりますが、それは世界の終わりではありません。何か新しいものへの一歩です🙂

ふりかえりのためのセレブレーショングリッド

私はセレブレーショングリッドを定期的に使ってプロジェクトをレビューしています。

たとえば、昨年、日本で最初のManagement3.0カンファレンスを開催しました。 大成功で300人以上が参加しました。 この会議は、数人の小さなコアチームによって開催されました。 カンファレンスの1週間後、コアメンバーでふりかえりを行いました

ふりかえりでは、セレブレーショングリッドを活用しました。 最初は、みんなでポストイットをセレブレーショングリッドに貼り、それからお互いに共有しました。 私はだいたいグッドプラクティスから始めて、次に間違い、実験と移ることが好きです。

Celebraton Grid Example

これは初めてのカンファレンスだったので、私たちはたくさんの新しいことをしました。それは私たちにとって実験でした。

このようなふりかえりを行うことの最大のメリットは、会話に現れる開放性です。
誰もが自分の失敗と成功を共有します。 次に、優れた実践からの学習と成功を祝います。 これは、信頼を築き、リスクテイクを行うのに非常に役立ちます。そして、実験を行う文化を作り出すためにとても重要です。

あなたはセレブレーショングリッドをもう試しましたか?
まだでしたら、ぜひ試してみてください。これは素晴らしい実験です🙂

最後に、私の音楽に興味のある人は、私のsoundcloudのプロフィールにアクセスしてください。