Moving Motivators 実験結果報告~新人研修編~

以前、Moving Motivatorsに関する記事を書かせて頂いた。株式会社クオリティアの吉川誠一と申します。

過去の記事

Moving Motivators 実験結果報告

Moving Motivators 実験結果報告~家族編~

今回は、4月に入社した新入社員研修で、Moving Motivatorsを実施した際のレポートをお送り致します。


その前に、告知をさせてください。

2月にManagement3.0のワークショップに参加して以来、Management3.0の様々なゲームやツールを社内外で実践しているのですが、その体験談を話してみないか?とNuWorksさんより打診があり、

6/12(水)に「Management 3.0 X 株式会社QUALITIA  ~Management 3.0をチームで試してみたこと」と題しまして、弊社とNuWorksさんのコラボレーションイベントを開催することになりました。

当日は、QUALITIAから私の体験談などのプレゼン、NuWorksからは、ムービング・モチベーターズとセレブレーショングリッド(成功、失敗、実験に焦点をあてたふりかえりツール)のWSを行います。


Management 3.0 and Qualitia event banner

さて、本題です。

今回は弊社の新入社員研修の1コマを使って以下の様なメニューで実施しました。

1.Management3.0の概要説明

 ※新人相手なので説明する際に、どうしても出てくる現体制への批判的な観点などはなるべく排除してライトに説明

2.Moving Motivatorsのルール説明

3.ゲーム実施

4.ゲームのふりかえり

5.Happiness Doorを使った、ワークショップ自体のふりかえり


4 people playing Moving Motivators

今回は新卒5人+中途採用2人+私の合計8人で実施しました。

人数が少し多いので時間は90分かかりました(普段行っている社内WSは4.5人で上記1-4を実施>60分)

どうしても全員でコミュニケーションを取りながらやりたかったので、時間はかかってしまいましたが、その分かなり濃い内容にはなりました。


以下、面白かったことをチョイスしてみます。

・参加者の90%が、自由がトップ

・M3.0やMoving Motivatorsに対する食いつきが今まで、1番良かった(約100名の組織で50人くらいの社員とWS形式で実施してます)

・カード選びに迷って時間が、かかる人がいなかった。(毎回1人は選べない人がいる)

・スリランカ人エンジニアは「自由」が最下位。スリランカは自由過ぎて秩序がないので自由に興味がないそうです。やはりお国柄が出ます。

・全員ほぼ初対面だったが、終わる頃には和気あいあいとしていた。コミュニケーションツールとしての抜群に機能していた。

そのなかで「参加者の90%が、自由がトップ」ということが、とても興味深いと思い、少し掘り下げてみると

「私たちは、さとり世代ですから」

と声があがりました。

お恥ずかしながら「さとり世代」の定義をわかっていなかったので調べてみると、こんな説明を見つけました「物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさ、幸福感、新しい価値観を求めてる」

これは、Management3.0で提示していることと同じだと個人的には思いました。

だから、彼らはManagement3.0の考え方に共鳴して、こんなに熱心に聞いてくれているのか!?と新たな気づきになりました。

Happiness Door used at whiteboard

そして最後に、Happiness Doorを使用して、簡単なふりかえりを行いました。

自分のモチベーションTOP3を大事にして仕事をしていきたい

自分が何を大切にしているのか、わかった

今後、自分のモチベーションがどう変わっていくのか楽しみ

すごく楽しい時間を過ごせました。もっとやっていたいです

などなど、こちらもやりがいを感じれる嬉しいフィードバックをたくさん頂きました。

今後の変化が楽しみ、またやりたいという意見が多かったので、12月にもう一回やろうと約束をして終わりました。

writing feedback on post-it
presentation at whiteboard

12月のボーナスが出た辺りに、やろうと言ったので、その時は終わった後にランチでも奢って外発的モチベーションを注入しようと思います。

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